2009年6月アーカイブ

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このところやっと梅雨らしくなってきた。ちょっと前までは近くを歩いてたおばちゃんが「梅雨の"中だるみ"やな」といってはったので思わず「"中休み"やろ。中だるみはおばちゃんのお腹。」とつっこみそうになったが我が腹を見てやんぴ。(笑)してたのに。

今日はお昼TVで映画フェリーニ『道』をやってたんで観てしまった。
昨今の映画からすると大変地味で暗く、シンプルな映画なんだけどその分魂に響く。
貧困、旅芸人、道化、愛、孤独、哀切がモノクロームの寂しげな映像のなかに象徴的かつ骨太に描かれている。ニーノ・ロータの音楽も大変いい。東京にいた若い時、高田馬場の畳敷きの映画館でほかのイタリア・ネオリアリズムの名作といっしょにオールナイトで観たのを思い出した。当時もこの作品は非常に感傷的にみていたように記憶してるが、年を経て観ると自分の哀というものの感じ方が変わっているんだなという気がした。
この映画のようなシンプルなものづくりの感覚は大事なものだ。余韻を残すのだ。

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写真はジェルソミーナを演じるジュリエッタ・マシーナ。彼女なしには。

もう一人の主人公でどうしようもない無骨な男をザンパノを演じるアンソニー・クインの演技も大変いい。





P.S 昨晩友達とお茶を飲みながら映画の話題になったときにこの『道』という題も口にしていたことを思い出した。さて俺たちはどんな道をゆくんだろう。

お散歩旅の楽しみ

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photo 2.jpg奈良に住んでいるため、世界の人々が大枚の金と時間をはたいて訪れるような場所にちょいとお散歩気分でいくことができるのは幸せなことだ。
先週の土曜日に打ち合わせにきた友人と2,30分車を走らせて、京都府加茂町にある浄瑠璃寺に初めてでかけた。お天気で週末というのに人は多くない。寺前の参道、門がまえ、お庭も三重塔も本堂もその中心にある池もこじんまりとしていてひなびている。気分が落ち着く。
この場所には分不相応な落ち着きのないふたりはガスバイドさん(笑)の研修中のような団体をみつけて「まさに百花繚乱でんな エヘヘ」などやや不浄なる冗談を飛ばしながら、散策を楽しむ。前によんだ『古寺巡礼/和辻哲郎』にここを訪れたことが記されていたことを思いだしたので帰ってその部分を読み返してみた。大正7年の若き文化人の観察力、感性、文章力に感心しつつ、この場所が当時とほとんど変わらないことにも妙に感慨深い心持ちになった。



本日は前の3日がやや活動的あったため、クールダウン。このところ続いていた喘息咳も楽になってきた。そんなペースじゃないと体がもちません。
先日の日曜日はギターの割れの補修を行う。金がないので見た目は犠牲にして自前だ。

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I.木工用ボンド、エポキシ接着剤、鉛筆、刷毛、カッター・ナイフ、竹串(写ってないが細工用ノコ、割り箸、ものさし)
そしてローズウッドの端材(こちらは製作家の方に分けていただいた。)
















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2.先ずローズウッドこれは補修箇所の材と同じ材であるが、これを切り出す。柾目に割れがきているので補強のため、真逆に切り出す。ローズウッドは薄くても硬いためまず鉛筆とカッターで印をつけてから細工用ノコで切る。











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3.裏板にアールがかかっていることもあり、その対策として部材を細かく切る。









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4.ラベルの下に割れがきているため、これを剥がす。やはりきれいに剥がせずぐちゃぐちゃになって捨てた。ま。しゃーないかジョタ・ベーさんにすいません。ができるだけ割れんようにつくってくださいな。











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5.木工用ボンドで一片ずつ貼る。両面にボンドをつけしばらく割り箸で押さえる。













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6.裏面は割れてるところに竹串の先を削りへら状にして、エポキシを埋めてゆく。医者の手での作業が求められる、、、。
があんまりきれいにはいかない。
本来であれば、これで終わりでなく裏面全体、塗装をとりヤスリがけおよび再塗装という面倒なことになるのだが、そこまではできないのでこれで終了。見栄えさえもとめなければ十分だ。








結果と謝辞。
弦を張った、かねてより音の改善に役立つとよいと思われた組み合わせ弦だが、これを張ってみるといつもより音量、倍音が感じられた。明るい。センター下の補強材は思わぬ効果をもたらしているいるのかそれは定かではないが。あとは張りがもう少し強くてもいいか。立ち上がりを良くするためにも、サドル・アンダーでも試そうか?
なにはともあれ少し安心して使えるようなった。この事案に関して製作家のM氏をはじめとして、幾人かの方にご親切な助言、材料などいただけましたことを大変ありがたく感謝しておる次第でございます。

仰臥漫録

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ていうタイトルはたいそすぎて子規さんに申し訳ないが、
サンバを観た金曜の晩以降は風邪で寝込んでいた。今は熱も引き、しんどさがましになってきたので日記を書いてる。咳は相変わらずゴホン。ゴホン。ゴホン。あ苦しい。
少し熱があって、寝ていると色々な夢をみる。
正常時の夢と違い、幻想度が高いのが特徴だ。頭ん中がいつもと違うことを経験するのも新鮮だ。起きてる時は起きてる時で究極マイナス思考におちいる。なにもかもやめてしまいたくなったり。これから生きててもなにもする力がないんじゃないんかと考えたり。
寝ながらテレビ観てたら夜中、今話題の(実は『今話題の』というこの言葉をきくだけで拒絶反応を起こしてしまうほどあまのじゃくな俺なんだけど)『余命一ヶ月の花●』というドキュメントを観ていて泣いてしまった。おっさんが泣く泣かないは重要でないね。生きるということを考えることができた。そこが大事。俺も生きている奇跡という宝物を確かに持っている。一日一日悔いなく過ごせたらいいね。さっきの宇宙の番組もよかった。どこまでも広がる宇宙、地球という環境ゆえに命を維持し、文明を持つ生命体であることの意義。惑星の個性、役割、流れ星の正体などほんとに興味が尽きない。星雲の写真とか理由なく美しいしね。衝突してすごいことになってんのもあるらしいのにね。
無限性(広大に広がる思考)と有限性(等身大の思考)とが入り混じり、融合する。
ゴホン。ゴホン。『ゴホンといえば●角散』。寝ましょ。

アイテム

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